協働の底力組＠しょむ担当2013

中部くるまざ会で訪問する上倉沢（菊川市）の棚田について紹介します。

上倉沢の棚田は、昭和４０年代までは、豊かな棚田が広がっていましたが、全国の棚田と同じように
荒廃が進みました。それを危惧した地元の方々が棚田を保全する取り組みを行い、
静岡県での棚田オーナー募集が始まり、さまざまな方々がオーナーとなっています。
また、地元の方々が「せんがまち棚田倶楽部」というNPOを作り、棚田オーナーの方々への情報提供を行っています。
メンバーには、富士常葉大学、静岡大学棚田研究会、企業では一社一村しずおか運動に賛同した（株）ウェブサクセスなど
いろいろな人たちが関わっています。

先日、中遠農林事務所農村整備課の方々と一緒に、「せんがまち棚田倶楽部」の堀さんにご案内して
いただきましたが、楽しんで棚田の保全活動をしている様子がうかがえました。

また、静岡大学の棚田くらぶの学生さんたちが社会人になっても継続的に棚田に来てくれ、中には
棚田に関係する職場に就職した！という人材育成まで行っている点がすごい！！と思いました。

棚田からはJR東海道線の電車が見ることができ、田植えのあとの月夜の晩には、水を張った田んぼに
月が映り幻想的な風景になるとのことで、カメラマンが多く訪れるということでした。



棚田行こうよ.net　　ウェブサクセス運営
http://www.tanada1504.net/

静岡県一社一村しずおか運動
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-630/issyaisson/web-s.html